【追記】付き合うことになりました!
この「日本国王印」は慶長元年(一五九六)、宗義智と小西行長の斡旋で停戦交渉のため明国の使者が秀吉の元を訪れた際に秀吉に与えられたものだが、秀吉は明国への従属を意味する日本国王の称号を拒否、さらなる戦争継続を望んだ。その際に宙に浮いた形の「日本国王印」が豊臣政権崩壊のどさくさで宗氏の元に渡っていた。
宗氏は古くから対馬を支配し、一四〜一五世紀に倭寇を利用して李氏朝鮮との関係を強め、一六世紀の対朝鮮貿易において、商人は宗氏が発行した渡航証を持参する外交ルールが定められており、実質宗氏の独占状態であった。